› 大工魂 › 2014年05月
2014年05月12日
中卒から大工さんになった方の建設業許可証の取り方(学歴・資格を問わず10年以上の実務経験を有する者に該当する方)
許可の要件(まずこれがないと取れません)
経営経験・・・・・5年以上の経営経験が必要(自分で出した確定申告書5年分 など)
技術者の有無・・・・・国家資格を持った人、又は、実務経験が10年以上ある 人(ここでは無しなので後者として書く)
財産的基礎・・・・・預金残高500万円以上、又は、固定資産評価500万円以 上(合算でもよい)
次からは中学校卒業後の順序として書いています
修行時代(弟子入り~退社まで)
①工務店など個人の棟梁さんへ弟子入りします。4年~6年後に弟子上げし て職人と認められたのちにお礼奉公まで済ませてください。
②喧嘩別れしないように恩師へ相談の後、退社。(これで実務経験6年以上に なる予定)
独立して個人事業主となる(屋号登録や名刺作成など)
①名刺などが顔の変わりになるので作る段取りを印刷屋さんなどやるわけで すが、その前に屋号登録を済ませておきましょう。そう自分は思っていたの ですが基本的に屋号登録ではなく・・・・
②【個人事業の開廃業等届出書】これを自分の納税地にある税務署へ提 出します。
③「屋号」、「事業の概要」、「記帳の方法」を、事前に決めておきましょう。
④屋号とは「お店の名前」。例えば、僕の場合「大工家」ですよね。個人事業か ら会社組織にする際に、会社名としてそのまま引き継ぐことができます。
⑤事業の概要とは事業の内容を簡単に記入します。控えが手元にないので 税務署で聞きながら書いて良いでしょう。
⑥記帳の方法は白色申告か青色申告か決めていけば良いでしょう。
⑦「自分の仕事を増やして税金を沢山払います」と税務署へ通知するわけな ので、堂々と行きましょう。意外と短時間で終わる作業です。
⑧そして名刺を作成しましょう。名刺は顔でもあり自分の使命感・アピール・ 印象付けることができる簡単な広告みたいなものです。
個人事業主として5年間は建設業許可を受けなくてもよい軽微な建設工事をしましょう
軽微な建設工事とは
①建築一式工事1件の請負金額が1500万円未満(消費税込)の工事又は 延床面積が150㎡未満の木造工事。この「又は」とはどちらかクリアしてい れば大丈夫です。
②建築一式工事以外の工事1件の請負金額が500万円未満(消費税込)の 工事。
(注)元請け工事ばかり受注できるわけではないでしょうから、信用できる会社の下請け工事と併用して5年間頑張りましょう。注文書・契約書・請求書・領収書・などきちんと保管していきましょう。
行政書士さんへ建設業許可証の委託依頼をします
個人事業主として5年間営業したら経営業務の管理責任者にもなれますし、 実務経験としても10年をクリアしてますよね。
許可の申請書類
①許可を得ようとする建設業の種類・・・・・建設工事一式
②許可を得ようとする営業所の住所・TEL番号等・・・・・
③許可を得ようとする営業所の地図・・・・・車で向かうための地図
④工事経歴・・・・・直前1年前の工事経歴書
⑤直前5年間の施工金額(元請け・下請けに分けて)
⑥経営業務の管理責任者証明・・・・・同業者で建設業許可証を持っている方 に証明をもらう(行政書士さんと一緒に、恩師の所へ行くことになると思いま す)
⑦事業主の職歴
⑧財務諸表・・・・・申請する年の直前1年度の貸借対照表と損益計算書(これ は行政書士さんと作成可能)
⑨営業の沿革・・・・・創業年月日等(個人事業の開廃業等届出書を提出した 日付で良いと思います)
⑩取引金融機関・・・・・常に出し入れしている通帳
⑪事業税の納税証明書
*注*その他の書類作成もありますが、行政書士さんと簡単に作成できる書類はあげていません。
すべての書類が揃い次第、行政書士さんに代理提出してもらいます。
土木事務所から2人による営業所調査(行政書士さん立会いのもと4人で)
提出後1週間ほどで土木事務所から日時などの営業所調査に関する連絡が あります。
書類は行政書士さんがもっているでしょうが、必要なものは用意しておきましょ う。
①健康保険証
②運転免許証
③営業所の納税証明書
④5年分の(注文書・契約書・請求書・領収書)
⑤自分の出勤表(一ヶ月何日仕事しているかの確認、調査の日含む半年ほど 見られました)
⑥事務所に何があるか(きちんと設備があるか・机・椅子・パソコン・プ リンタ ー・電話機・エアコンを確認されました)
⑦営業所内に3人を接待できる場所(そこで土木事務所の方は書類を作成さ れて行きました)
威張る役人
土木事務所から役人が来るわけですが、明らかに許認可権を利用している振る舞い・・・
「俺たちが~・・・ここには許可証届かんけんな」とも受け取れる言動がありました。
これは器の勉強と思って、お代官様を見守ってあげましょう。
土木事務所の役人が無事に調査を終了したら、それから2ヶ月後には建設業の許可票の看板が届きます。
おめでとうございます
経営経験・・・・・5年以上の経営経験が必要(自分で出した確定申告書5年分 など)
技術者の有無・・・・・国家資格を持った人、又は、実務経験が10年以上ある 人(ここでは無しなので後者として書く)
財産的基礎・・・・・預金残高500万円以上、又は、固定資産評価500万円以 上(合算でもよい)
次からは中学校卒業後の順序として書いています
修行時代(弟子入り~退社まで)
①工務店など個人の棟梁さんへ弟子入りします。4年~6年後に弟子上げし て職人と認められたのちにお礼奉公まで済ませてください。
②喧嘩別れしないように恩師へ相談の後、退社。(これで実務経験6年以上に なる予定)
独立して個人事業主となる(屋号登録や名刺作成など)
①名刺などが顔の変わりになるので作る段取りを印刷屋さんなどやるわけで すが、その前に屋号登録を済ませておきましょう。そう自分は思っていたの ですが基本的に屋号登録ではなく・・・・
②【個人事業の開廃業等届出書】これを自分の納税地にある税務署へ提 出します。
③「屋号」、「事業の概要」、「記帳の方法」を、事前に決めておきましょう。
④屋号とは「お店の名前」。例えば、僕の場合「大工家」ですよね。個人事業か ら会社組織にする際に、会社名としてそのまま引き継ぐことができます。
⑤事業の概要とは事業の内容を簡単に記入します。控えが手元にないので 税務署で聞きながら書いて良いでしょう。
⑥記帳の方法は白色申告か青色申告か決めていけば良いでしょう。
⑦「自分の仕事を増やして税金を沢山払います」と税務署へ通知するわけな ので、堂々と行きましょう。意外と短時間で終わる作業です。
⑧そして名刺を作成しましょう。名刺は顔でもあり自分の使命感・アピール・ 印象付けることができる簡単な広告みたいなものです。
個人事業主として5年間は建設業許可を受けなくてもよい軽微な建設工事をしましょう
軽微な建設工事とは
①建築一式工事1件の請負金額が1500万円未満(消費税込)の工事又は 延床面積が150㎡未満の木造工事。この「又は」とはどちらかクリアしてい れば大丈夫です。
②建築一式工事以外の工事1件の請負金額が500万円未満(消費税込)の 工事。
(注)元請け工事ばかり受注できるわけではないでしょうから、信用できる会社の下請け工事と併用して5年間頑張りましょう。注文書・契約書・請求書・領収書・などきちんと保管していきましょう。
行政書士さんへ建設業許可証の委託依頼をします
個人事業主として5年間営業したら経営業務の管理責任者にもなれますし、 実務経験としても10年をクリアしてますよね。
許可の申請書類
①許可を得ようとする建設業の種類・・・・・建設工事一式
②許可を得ようとする営業所の住所・TEL番号等・・・・・
③許可を得ようとする営業所の地図・・・・・車で向かうための地図
④工事経歴・・・・・直前1年前の工事経歴書
⑤直前5年間の施工金額(元請け・下請けに分けて)
⑥経営業務の管理責任者証明・・・・・同業者で建設業許可証を持っている方 に証明をもらう(行政書士さんと一緒に、恩師の所へ行くことになると思いま す)
⑦事業主の職歴
⑧財務諸表・・・・・申請する年の直前1年度の貸借対照表と損益計算書(これ は行政書士さんと作成可能)
⑨営業の沿革・・・・・創業年月日等(個人事業の開廃業等届出書を提出した 日付で良いと思います)
⑩取引金融機関・・・・・常に出し入れしている通帳
⑪事業税の納税証明書
*注*その他の書類作成もありますが、行政書士さんと簡単に作成できる書類はあげていません。
すべての書類が揃い次第、行政書士さんに代理提出してもらいます。
土木事務所から2人による営業所調査(行政書士さん立会いのもと4人で)
提出後1週間ほどで土木事務所から日時などの営業所調査に関する連絡が あります。
書類は行政書士さんがもっているでしょうが、必要なものは用意しておきましょ う。
①健康保険証
②運転免許証
③営業所の納税証明書
④5年分の(注文書・契約書・請求書・領収書)
⑤自分の出勤表(一ヶ月何日仕事しているかの確認、調査の日含む半年ほど 見られました)
⑥事務所に何があるか(きちんと設備があるか・机・椅子・パソコン・プ リンタ ー・電話機・エアコンを確認されました)
⑦営業所内に3人を接待できる場所(そこで土木事務所の方は書類を作成さ れて行きました)
威張る役人
土木事務所から役人が来るわけですが、明らかに許認可権を利用している振る舞い・・・
「俺たちが~・・・ここには許可証届かんけんな」とも受け取れる言動がありました。
これは器の勉強と思って、お代官様を見守ってあげましょう。
土木事務所の役人が無事に調査を終了したら、それから2ヶ月後には建設業の許可票の看板が届きます。
おめでとうございます